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「幼ない心の声」  2007年1月14日


昴の木というスペースはその性質上、どうしても販売している製品に対して“まゆつば”だという見方をされる方が多くいらっしゃいます。
とりわけ、それは左脳を優先させ、考えることを第一義として育ち、教わってこられた男性に多く見られる傾向のように感じられます。
“大人で在る”ということは、どうしても疑うマインドを育てさせるようです。
素直であるということは、だまされ易いこととイコールだと考え、素直さを否定するのも、また大人のマインドとして自然に育ってきたものでしょう。

 私達、昴の木のスタッフは製品に対して必要以上の丁寧な説明はしないように意識しています。丁寧な説明をさせて頂いても、その製品を観じる心が育っていない方は、効果効能という現世利益を求めてこられるからです。
丁寧な説明はその方ご自身が観じられるという学びを奪ってしまっているようなのです。

 昴の木がメーカーとなり全国に発振発売させて頂いておりますロプタスという製品があります。
この製品をお買い求め頂いても“いいこと”があるわけではありません。
電磁波から“ボディを守ってくれる”“考え過ぎを止めてくれる”一見これらはプラスのことに見え、いいことのように見えますが本来は必要のあるものなのでしょうか。
私たちが自然の仕組みを無視し、私達人間だけが全てをコントロール出来得る存在のような錯覚を持ってしまったたがためにズレていった意識の副産物として“電磁波や考え過ぎ”を調整する装置が必要になっただけなのではないでしょうか。
自然本来の仕組みに戻すための装置としてロプタスは生まれたのかも知れません。

 最近、昴の木に来られる子供達は私達にある意味で勇気を授けてくれ、このスペースが何故存在しているかの確認もさせてくれるのです。まだ、2歳半の男の子がお母さんに「みどりのほん、みどりのほん」と連呼して『波動の法則』を読むように勧めるのです。その子は決して同じ場所に長い時間いられる子ではないというのですが昴の木からは「かえらない。かえらない。」と言ってぐずります。
また、ある小学校低学年の子は「おかあさん、これが欲しい」と言ってロプタスを手にとり離そうとしない子もいます。
今日、来られたお母さんとその娘さん達は二ヶ月前にロプタスをお母さんが無くされたそうで、その無くしたメッセージを彼女はこの二ヶ月、充分かみしめたそうです。すると娘さん達から「もう、新しいロプタスをそろそろ持ってサポートしてもらっていいんじゃない!」と言われ、今日来られたのです。
下の娘さんは昴の木の製品が私達とは違い、様々な色を放って見えるようで「これ、すごいでしょう。ほーら!」と昴の木にある本を開けて見せてくれたりします。

 昴の木というスペースが存在して8年半という時間が過ぎました。
私が今のような仕事を始めさせて頂き10年という歳月が過ぎました。
その間、先に書かせて頂いたお子さん達だけではなく多くの素直な心を持たれた方々から、昴の木の製品さん達のことを何度となく詳しく教えて頂いてきました。
彼等はだまされているのではなく、何の情報もお伝えしないまま、逆に私達スタッフに色々と教えてくれるのです。

「丁寧な説明は違います。納得も違うのです」という言葉の意味が私よりはるかに素直な幼い方達によって教えていただけるのです。

観じ、体験し、味わい、学ぶことの大切さ。その貴重な意味あいを伝えてくれているのです。

 私達は学ぶことにより、学んだ後では全く違う人間になっているという真実をもっと信頼すべきなのかもしれません。幼い心の声は私達にその素直さの深い意味を静かに伝えてくれているように観じるのです。


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